文系お姉さんの日記

元接客業、現在接客兼販売業の20代文系お姉さんの日記。とはいえその日の出来事はほぼ書きません。

折角なので嘘の話でもひとつ

まあ、嘘の話なんだけど。
在職中に他県のテレビ局から取材を受けたんですよ、会社の新しい事業について。私が営業しているところを密着取材。その後簡単なインタビューって感じで。


なんか変だなぁって思ったのはインタビューに入ってから。やたらプライベートなことを訊いてくるテレビ局の人。そしてついにお決まりの質問。
「震災当時、どうされてました?」
最初からこれが聞きたかったのだ、テレビ局の人は。私は被災者で、震災当時は高校生だった。それで私を取材対象にしたのだ。「震災を経験した若い女性が、必死で復興のために動いている」絵が欲しくて。

あ、嘘の話ですよ?

じゃあいい絵を撮らせてやろうじゃないか。私は懇切丁寧に教えてあげました。自宅が壊れたこと、祖母を連れて逃げたこと、避難所で一晩過ごしたこと。テレビ局の人は食いついてくる。そりゃそうだ、作りたい番組通りのコメントしてくれるんだから。
「震災のときに助けてくれた地域のみなさんに恩返しがしたくてこの仕事を選びました」
満足そうなテレビ局の人。私の白々しいセリフに爆笑する上司たち。

嘘の話なんだけども。

そのあとオイシイと思ったテレビ局の人が追加取材を申し出てきたけど一切無視した。取材の趣旨が変わってると上の人が怒ってた。壊れた自宅映させろなんて言ってきたときは笑ってしまった。被災者は金のなる木じゃねーよ?

全部嘘の話だけど、あのテレビ局の人はボコボコにしたいくらい今も不快に感じてます。