文系お姉さんの日記

元接客業、現在接客兼販売業の20代文系お姉さんの日記。とはいえその日の出来事はほぼ書きません。

不意のアクシデントを笑って流せる程度には余裕があるようだ

通帳の残高が10万円を切りそうだ。無論貯蓄用は別にあるものの、減るばかりで増えることのない数字は不安しかない。


実家暮らしで良かったねぇ、と母に言われる。まったくもってその通りだ。一人暮らしならとっくに生活が破綻している。いや、むしろ一人暮らしの方がさっさと再就職に向けて動いているんじゃないだろうか。実家だからこそ毎日だらだら過ごして、家賃も払わずご飯を食べられる。申し訳程度の家事をこなすだけで生活が維持できるのは家族の好意に甘えまくってるからだ。
中学から短大卒業まで、こんな家出て行ってやるとずっと考えていた。干渉してくる家族が大嫌いだった。今やどうだ、すみませんありがとうございますと繰り返して家にしがみつく日々だ。あぁ悔しい、情けない。


気を紛らしたくて本屋に行くと、即座に車の移動を命じられる。なんて自分は間が悪いのかと車に戻ると、駐車場の整備をするらしい作業員のおじさんが「すみません」と何度も頭を下げた。
「いえこちらこそすみませんでした」
頭を下げ返して車に乗る。意識せずに微笑んでいたことに自分でも驚き、接客で学んだことは染みつくんだなぁとしみじみ思った。多少しんどくても笑顔で会話できる。


まだ笑えるうちは頑張れるかな、と自分に言い聞かせて、今日もぼんやり過ごしていく。