そもそも「感想」に評価つけんなよ
読書感想文が大嫌いだ。
読書は大好き、でも感想文は嫌い。原稿用紙3枚分とかダルすぎる。
何が嫌いって、ルールが多い。
やれあらすじ書くな、自分の体験入れろ、その本から何を学んだか書け。
そのくせルールが不明瞭なところもある。考察はして良いのか、文中の表現や語句そのものを題材と扱っても良いのか。というか入れないと埋まらんだろう。じゃないと「この本読みました☆」って銘打っただけの自分語りで原稿用紙書き潰す羽目になるだろーがよ。
で、とりあえず困ったときのWikipedia。
読書感想文の目的は「自分の意見を持ちながらも内容を押さえて読む」「その意見をきちんと文章に書き起こす」ことだそう。
また、本と対話することで自分を見つめなおすこと、友達と感想文読みあって交流することも目的らしい。(これは別サイトより)
まぁ、理にかなっているっちゃかなっているね。Wikipediaにもあったけど小論文だよねこれ。小学校低学年には難しくない?
あと前向きなこととか良い感想書かないとペケつけられるのはやっぱり納得いかんよね。思ったこと書けってぬかすくせに思った通りに書くと文句つけやがる先生。こうして子どもは自分の意見を殺して相手の都合の良いことを優先することを覚えていくんや、きっと。
共感しました私も同じような経験があります、私は主人公みたいに強くなかったけど勇気をもらいました、この本から学んだことを大切にしたいです。こんなんしか書けるわけないじゃん。「主人公はぱっと見正義のために戦っているけど他の人は迷惑がってるかもしれないし実際独りよがりに行動してる、最後まで反対してた人は悪い奴扱いだけど全うな意見言ってる」なんて書いちゃダメなのか。主張がちゃんとしてれば良さそうだけど。
それに友達と感想文読みあうなら、同じ本じゃない限りあらすじって必要だと思うんだよね。ミリしら状態でいきなりネタバレ食らうんだよ、特に面白くないんじゃない?
まあ、最後に読書感想文書いたの10年近く前なので現状はわかりませんが。
もうちょっと趣旨がわかりやすいと良いよね。