デコパージュでジョジョのスマホケースを作ってみたかった
今日は文調をガラリと変えまして、『作ってみたかったシリーズ』をお届けしたいと思います。シリーズと銘打ったものの、これっきりになる可能性は大いにありますがお許しください。
今回は市販のスマホケースにデコパージュを施してジョジョのスマホケースを作ります。
ジョジョのスマホケースは公式でも販売されていますが、私の乱暴な扱いで破壊するかもしれないと思うともったいなくて使えないので、何度でも作り直しがきくようにハンドメイドにしてみました。クレイジーダイヤモンドがあればなぁ…
まずは材料です。
荒木飛呂彦原画展で買ったレロレロキャンディ
の外装を剥がしてコピーしたもの。失敗したとき用に多めにコピーしてきました。レーザープリンターを使うと滲みが少ないのでオススメです。無いときはコンビニへ。
土台のスマホケースはベルトがないものにしました。デコパージュは薄い紙を貼るので下地の色が透けやすいため、白っぽいものがやりやすいそうです。
ベルト無しのもので白無地が見つけられなかったので薄い銀色をチョイス。最悪透けても「スタープラチナって言うやん?」で押し通します。まあ貼るのは花京院ですが…
そして道具。デコパージュ用の糊2種類と塗る用のハケ、仮止め用にマスキングテープ。歯ブラシは後々使います。
まずコピーした紙をいい感じに切ってアルミホイルの上にマスキングテープで固定します。
裏面に偽花京院(ラバーソール)がいましたが今回は典明くんだけ使うことにしました。別な物を作るときには使おうと思います。
そしてこの紙の上に青いラベルのデコパージュ液を、紙の表面をコーティングするように4、5回塗ります。1回ごとに乾かして、1回めは左から右へ、2回めは右から左へという風に一定方向のみへ塗るのを交互に行います。
なるべく1回を薄く塗ると失敗しにくいです。
左が4回塗ったもの。何も塗っていない右と比べるとツヤがありますね。
これに水を浸透させます。洗面器に水と食器用洗剤を一滴入れたものに浸けました。私は短気なので1時間くらいで引き揚げましたが、一晩浸けとくのが堅実でしょう。
水に入れた直後は紙がクルンと丸まりますが、浸透しきると写真のように広がります。塗りムラがあるせいで白い線が入っているけどこれは気にしなくて大丈夫。
引き揚げてクリアファイルに裏返しに置きます。
そしてここからが最難関。紙を指でこそげ取り、フィルムのように薄くしていきます。
見えますかね、ちょっと紙くずみたいなの出てます。
ここで歯ブラシの出番です、指でだいたい剥がした後に歯ブラシでこすると細かいところも取れます。
ここで紙全体を均等に、かつ限界まで薄くするとめちゃくちゃ仕上がりが綺麗になります。
あっ…
まあこれくらいはリカバリーきくので気にしない。いい感じに薄くしたら完全に乾かしてクリアファイルから剥がします。
これをスマホケースの大きさに合わせて切り、コーティングに使った糊で貼ります。紙が薄くなっている上、糊の水分で破れやすくなっています。貼ってからヨレを直そうと引っ張ると破けるので要注意です。
小さなもの、あるいはペーパーナプキンなんかだとまた違うかもしれません。
破れたところを補修したけど汚い…
貼り終わりました。あとは白いラベルの糊(トップコート)を、貼った紙の上に塗って出来上がりです。
完成
紙を薄くしたのでスマホケースの合皮感が浮き上がってますね。薄くすればするほど印刷されているみたいにぴったり貼りつきますが、その分貼るのが難しいです。私は限界手前くらいに紙を残しました。器用な方は是非極薄に挑戦してみてください。
短気&不器用なのでこんな出来栄えですが楽しかったです。もっと上手く作れるようになったら今度は全面的にデコパージュしてみようと思います。
長々と失礼しました。アリーヴェデルチ!