フライパンでご飯を炊いてみたかった
ご機嫌よう、思っていたより早めの「作ってみたかった」シリーズ第2弾でございます。今回はタイトル通り、フライパンでの炊飯にチャレンジしてみます。
というのも我が家の炊飯器は8年くらい前にワゴンセールで叩き売りされていたリーズナブルなもの。正直性能はアレですし経年劣化もあって炊き上がった米はウーン…な感じ。炊飯器自体は新調するとして、その間のつなぎに何かないかと探した結果「フライパンで炊いてみよう」という考えに至りました。
フライパンの何が良いって、火の通りが均等なので失敗しにくいところですね。フッ素樹脂加工のものだとこびりつきが少ないので洗うのも簡単です。料理初心者の味方・フライパン様。
ではさっそく炊いてみます。
まずは普通に米をといで浸水させます。1時間くらいつけました。
吸水し終わった米の水気を切り、フライパンにあけて水を入れます。
1合あたり180mlが目安で、柔らかめが好きなら200ml、新米ならもう少し水を少なめにするなど調整してください。
今回は2合炊くので360mlの水を入れました。
フタをして着火。ガラスのフタだと中身が見えて便利です。
火加減と加熱時間は
沸騰するまで強火→弱火で5分→強火で水分を飛ばす(シューシューいうまで)
でいきます。
これが1番大切ですが、加熱中は絶対にフタを取らないでください。
まずは第1段階、沸騰するまで強火。曇ってて見えないですが音で沸騰しているのがわかります。
続いて第2段階、5分間弱火にかけます。米が動いてるのが見えてちょっと楽しいです。水族館で小魚の大群が泳いでいるのを見ているような安らぎを覚えますね(個人的な感想)。
最後は再び強火。もうこの時点で良い匂いがします。
水分が飛んだら出来上がりですが、10分くらい蒸らすととても美味しいです。
10分経ったらフタを取り、底からかき混ぜて完成。おこげが良い感じですね。
そして実食。
文章ではなかなか伝えられないですが、めっっっっっちゃ美味しいです!!!!!
米自体の味がしっかりして、コシヒカリが旨味の暴力を振るってきます。ひと口食べて踊っちゃったくらい美味しいです。
家族に振る舞ったところ
「炊飯器捨てよう」
「おかずいらねえ」
「今まで食ってたご飯はプラスチックだった」
と難解な賞賛をしていました。最後はフライパンを抱えてご飯をかっ込んでいたので美味しいことに異論はないのでしょう。
炊く時間が短くて手軽で美味しいフライパン炊飯、難点は
・浸水時間がかかる
・炊飯中目が離せない
・保温できないので冷めるのが早い
ですが、
・浸水時間がかかる
→この間にお風呂に入るなり他のおかずを作っておくと効率が良い
・炊飯中目が離せない
→米の動きを見てると楽しいので気にならない(個人的な感想)
・保温できない
→我が家は即完食してしまったのですが、蒸らし終わったらおひつに入れ替えると良いかと思われます
と、まあこんな感じです。
米といで水加減して浸水までさせてたのに炊飯器のスイッチ入れるの忘れたー!!!!!ってときなんかだと20分足らずでご飯が炊けるのでおススメです。
フライパンでここまで美味しいなら土鍋だとどうなるのかな…と邪念が渦巻き始めたところで今回のブログはおしまいです。
第3弾も出せたらいいな、アリーヴェデルチ!