文系お姉さんの日記

また無職になったぞ!!!!!文系お姉さんのnotリアルタイム日記

2の推しはロレ王子

中学生のときに友人関係でもめて、卒業までの半年間ぼっちで過ごしていた。

 


理由は本当にしょうもないので言わないが、今同じ状況だったら馬鹿か付き合いきれんわとこちらから友やめしていた程度のものだ。まじであの年代ってくだらねえことで仲違いするよな。そのまま大人になっちまう奴もいるけどな。

 


閑話休題

 


その暗黒期を支えてくれたのがゲーム『ドラゴンクエスト』である。このときは2と8をプレイしていた。みんながプリクラを撮ってカラオケで歌っているなか私はひたすら紋章を集めドルマゲスを追いかけていた。

寂しくなかったと言えば嘘になるが、同じクラスの人は誰も私を友達だと思っていないのだからこちらも友達だと思わないことにしていた。学校から超絶近い病院に1週間入院していてもお見舞いに来てくれたのは小学校からの付き合いである他クラスの子だけで、同じクラスの人は誰も来なかった。退院後の初登校でも「あ、いたんだ」で済まされたのだ、何を引け目に感じるんだ。

 


そんな中でもドラクエは救いだった。ストーリーや音楽はもちろん、8はグラフィックもとても綺麗で、1時間くらいずっとフィールドを走っているだけでもとても楽しかった。推しキャラはククールという回復魔法が得意な美青年で、これがまた顔面が良くて永遠に見ていられた。あとイシュマウリという異世界の美青年もいて、またまたこれも美しかった。ドット絵至高派だったのに揺らいだ。

 


2はひたすらやり込んだ。今までプレイした全ゲーム中唯一攻略本に頼らず自力でクリアしたゲームである。というのも2は敵がハチャメチャに強くて攻略本があったところで役に立たないのだ。即死呪文を連発してくる鬼畜モンスターが湧くラストダンジョンを無理矢理抜けたら、なんと回復スポットが無いのだ。ふっざけんなこっちは味方2人しんでるんやぞ!!!!!魔法使えないやつしか残ってないわ!!!!!とゲームボーイを投げそうだった。エンカ率とパワーバランスがおかしいんだよ2は。

 


こんな風にククールを愛でたりロンダルキアで暴れたりしながら針のむしろの学校生活をやり過ごし受験をこなし、無事中学校を卒業できた。

 


ドラクエが無かったら学校に行けなくなってしまっていたかもしれないと考えるととても怖いし、ドラクエをやるがために学校を行かなくならなかったのは幸運でしかなかったと思う。

 


難病発覚してやさぐれていたときもドラクエがあったから気を紛らせることができたし、仕事が嫌で嫌で仕方ないときも休憩時間にドラクエをやる楽しみを作ったおかげでなんとか職場に行けていた。

つらいときはいつでもドラクエが助けてくれた。ドラクエがあって良かったと本当に思う。

 

 

 

現在は特につらい目には遭っていないが『スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団』をプレイしている。子ども向けのはずなのに大魔王が倒せないんだけど…