基本ぬののふくみたいな服しか持ってない
念願の新しい上着を手に入れたぞ
→ころしてでも うばいとる
というのはさておき、この冬も終わりかけの時期にようやく上着を買えた。まだまだ寒いし今からでも余裕で使える。さっそく装備していくかい?とは聞かれなかったが正直その場で羽織りたかったくらいには嬉しかった。
たまたまクリアランスセール中で、おそらく定価の4分の1くらいの値段で買えた。おそらく、というのはセール用の値札をひっぺがして定価を見たのに計算できなくてどのくらい安くなっているのかわからないためである。このド低脳がー!!!!!
薄くて軽いのに暖かく、デザインもすっきりしていて着やすい。これがお洒落かどうかはわからないが、着ている人間が陰鬱もっさりマンなので上着のみに頼ったイメージチェンジは無謀だと思う。
「いやーこれで年相応の格好ですわー前まで着てる服の色合いがパチ屋に入り浸るジジイと一緒だったもん」
と上機嫌で家族に話したところ、とても申し訳無さそうな顔でこう返された。
「君が今まで着てた上着、ぶっちゃけ着古したから捨てようとしてたやつなんだよね。あげたときはまさかここまで着るとは思わなかった」
私は今までゴミを着ていたらしい。
そら「ビンテージ通り越してアンティークの域」「別なものを着るという概念はないのか」と言われるわけだ。
さっきその上着を改めて見たら、色あせがひどくてフードの裏と前身頃の色が別物みたいになっていた。このパーカー青みグレーだったんだー赤茶だと思ってたー、と今更気づいた。
危うくマジモンの浮浪者になるところだった。明日は手持ちの服を全てチェックしてヤバいやつは処分しようと思う。