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文系お姉さんの日記

元接客業の20代文系お姉さんの日記。とはいえその日の出来事はほぼ書きません。

「カワイイ」を諦めた私を見逃してくれ

高校時代、同級生に今で言う橋本環奈ちゃんみたいな可愛い子がいた。外見ライフスタイル立ち振る舞い、すべてが可愛く女子力が高く、男子からは憧れられ女子は嫉妬すらできないほどだった。
ある時担任の男性教師が、お昼の時間にヨーグルトを食べる環奈ちゃん(仮)を見て言った。
「ヨーグルト食べるのって女の子らしいね、男はあんまり食べないから」
おう良いこと聞いた。ギャル高校の中でカースト外の地味女だった私は膝を叩いた。私もヨーグルト食べれば女の子らしいって言われるんじゃね?
その日から私はことあるごとにヨーグルトを食したが、乳製品好きだねーって言われるだけで女の子らしいとはついに言われなかった。
そりゃそうよね、顔面が違うもん。


何度も言うが私はブスである。垢抜けないし野暮ったい、親の悪いところだけ遺伝した顔面とちびのくせに無駄に骨太な体。口も悪いし性格も悪い。
一応高校入学に備えてお洒落頑張るぞ!ってやってた時期もあったが、可愛い子は元から可愛いしより可愛くなる方法も随分前に見につけている。付け焼き刃にすらならないんだよ、私はスタートラインにも立ててなかったから。
私は高校3年間、ギャルの宿題を手伝う代わりに化粧を教えてもらい、中学時代のイケメン先輩を紹介したお礼に服装云々について習った。それぐらいしか高校時代の記憶はない。地元きっての美少女揃いと名高い母校で、ブスはひっそり生きるのみだった。


短大へ進学するときにはヤケクソになっていた。もうブスでいいや清潔感さえあればと思っていた。スッピンジャージで講義に出た。かわいこぶるのも無駄だと思って、乱暴な言葉遣いにならないようにはしながらガンガン喋った。そしたら高校時代より友達いっぱいできた。なんでだろ、でも嬉しい。


短大卒業してからも色々な人と知り合って仲良くなって、まあ「可愛い」とは誰にも言われなかったけど、面白いとか楽しいはよく言ってもらえる。これはブス冥利につきるんじゃないだろうか。

可愛いを目指すにはポテンシャルが低すぎるので、たぶん一生イロモノ枠でいくと思うんだ。可愛いを目指さない女がいてもいいよね!ってことで…