文系お姉さんの日記

元接客業、現在接客兼販売業の20代文系お姉さんの日記。とはいえその日の出来事はほぼ書きません。

みんな悩んでいる

くよくよするタイプではないが、それなりに悩みはある。
ブスとか頭が悪いとか、ちょっと深刻なことだと病気とその治療費のこととか。

自分は他人より劣っていると常々思っていて、それが悩みの大部分を占める。自分が自分ではなかったらこんな悩みなんてないだろうな、とも思う。

例えば私がガッキー似の天才美人女医だったら今の悩みはほぼ無くなると思う。容姿、知性、社会的地位に収入、そういったものが悩みだから。


では私が本当にガッキー似の天才美人女医になったとして、全く悩まなくなるかと言えばそんなことはないのだ。

今の悩みは今の私だから悩んでいるのであって、全くの他人になったらまた別の悩みが出てくるだけなのだ。現に私以外の人だってほとんどが悩みを抱えている。自分じゃなくなると悩みがなくなるなら、自分以外の他人で悩んでいる人はいないことになる。そんなことはない。


人間はどう頑張っても自分以外にはなれない。だから他人のことを完璧に理解することはできないのだ。せいぜい言動を見て大まかに心情を察するくらいだ。

悩んでいるときは特に他人の表面しか見えないから、他人が悩んでいることに気づかないのだ。更にやけに悩みを隠すのが上手い、一見人生チョロかったアハハに見える人がいるから余計「自分はこんなに悩みがあって、ああなんて惨めなんだろう」と悩みの上塗りをしてしまう。

ガッキー似の天才美人女医だって何かしら悩みはあるだろうし、もしかしたら自分以外の人になりたいと考えているかもしれない。
イケメンモデルだって整形したいくらい自分の鼻が気に入らないのかもしれない。

それはパッと見「贅沢な悩み」あるいは「自虐風自慢」と取れるかもしれないけれど、でも本人にとっては真剣に悩んでいることだ。


だから他人を見て「この人は悩みなんかないだろうなぁ幸せだろうなぁ」と思うよりは「みんな何かは悩んでいることがあるんだろうな」とぼんやりした謎目線でいた方が精神衛生的に良いと思う。


ちなみに自虐風自慢はどんなに悩んでいる風に見せても、どこか得意げで余裕こいてる雰囲気があるからすぐ見破れる。誉め殺しか優しくスルーしておくと楽である。