たまに話し方異様に上手い人がいて、そういうときは聞き入っちゃう
身の上話を聞くことが非常に多い。
元々知らない人から話しかけられやすく、道を聞かれたり募金やアンケートを頼まれたりすることはしょっちゅうである。
多分アホそうというか無害そうな雰囲気があるんだろうなとは思う。あとは「たとえ断られたとしても優しい断り方してくれそう」みたいなことは言われた。
まだ道案内なら良いが、初対面から3分くらいで身の上話を聞かされることが多々あるのだ。相手はおばちゃんかおばあちゃんで、たまーにおじいちゃん。
だいたいはこんな病気があって~お金に困って~でも可愛い子どもor孫がいるから頑張れて~今は幸せです、的な話。言ってしまえば自分語りだ。
仕事中ならまだ聞いてる間に商品を勧めて買ってもらえるから耐えられるのだが、完全なプライベートでも身の上話をされるので参ってしまう。一度その話が長くて仕事の電話が取れなかったこともある。
おそらくもう二度と会わないか会っても数年後かなとぐらいの人なので適当にあしらえば良いのだろうが、どうも他人を邪険に扱うことに抵抗があるのでおとなしく聞かされることを選んでしまう。私がシカトこいたらこの人傷つくだろうな、それは嫌だなと考えてしまうのだ。
身の上話をしてくる人は、きっとみんな寂しいんだと思う。話し相手がいなくて、自分の生き方を肯定してくれる人もいないからそれを叶えてくれる存在が欲しいのだろう。だから私みたいに一切反論せず(興味がないから)に肯定の相槌しか打たない(どうでもいいので)人間を好むのかもしれない。
聞き手の本心がどうであれ、ただ自分の話を聞いてほしい人は多いんだろうな。
ところで、あまりにも道を聞かれることが多いのでどういう人間が聞かれやすいかネットで調べたところ
『服がお洒落ではない人』
という衝撃の一文があった。
お洒落していない
↓
普段着で出歩ける
↓
じゃあ地元の人?
↓
なら道を知っているはずだ!
ということらしい。
私、前に3回しか行ったことがない池袋で道を聞かれたんだけど…やばくないか…