電子レンジでご飯を炊いてみたかった
ブログ復活第1弾は「作ってみたかった」シリーズでございます。
今回は電子レンジでご飯を炊いてみたかった!をやっていきたいと思います。
先日何かのテレビ番組でご飯が炊ける土鍋付き電子レンジを紹介していました。しかしながら炊飯時間が一般的な炊飯器の早炊きと大差ないとの指摘がツイッターで見られ、確かにそれではあまりお得感が無いと思いました。
というか、ぶっちゃけ普通の器で炊けるのでは?
そう思いつくや否や私は米をとぎ出していました。これで上手くいくのなら時短炊飯としてオススメできるし、ダメなら先の電子レンジの良さが伝わる(少なくとも番組内では美味しそうに炊き上がっていた)ので、誰も損はしないはず……
では、早速始めます。
まずはいつも通りに米をといで浸水させます。
今回は万が一やらかしたときでも気力で食べきれるように1合にしました。だいたいお茶碗2杯分ですね。
1時間ほど浸水させたら水を切って耐熱容器に移します。今回は丼にしました。
水加減は電子レンジでの加熱ということを鑑みて普段より多めに360mlにしてみます。ちなみにお米は2019年秋に収穫した福島県産コシヒカリです。
続いてラップをかけてレンジへin。
このときラップの端を開けておかないと爆発するので注意です。
そして500wで15分加熱します。成功を祈って……
上手く撮れませんでした。
無事チンし終わったので取り出しt
うわァァァァァ
吹きこぼれでびたびたのベタベタ……
例えるなら障子糊の水割りみたいになっていました。固まる前に拭かなくては。
なんだか嫌な予感がしますが、漢たるもの退却は許されません。
取り出したらラップをかけたまま10分蒸らします。ぷちょへんざ。
見た感じは思ったよりちゃんと炊けていますね。さすが人類が生み出した最強兵器電子レンジ。英語だとマイクロウェーブオーブン。
蒸らし終わったら盛り付けて完成〜!
いい感じじゃあないでしょうか?
お供は海鮮汁の素で作ったおみそ汁です。
普通にご飯ですね。匂いも申し分ないです。
では、いただきます。
……硬ッ!!!?
めっちゃ硬いです。ハリボーのクマグミってあるじゃないですか、あれくらい硬いです。味はちゃんとするのですが、いかんせん硬い。炊きたてのはずなのに冷や飯をかき込んでいるかのように感じます。
どうやら加熱にムラがあったようで火の通りきっていないところがあり、そこが異様に硬いのです。アカネのミルタンクくらい硬いです。
明度をいじったらわかりやすくなりました。写真の丸で囲んだ部分が周りの米に比べて黄色っぽく見えませんか?ここが加熱不足でガチガチになっています。
さらに電子レンジ加熱の特徴とも言える冷めやすさ。そのせいでご飯は急速に冷えて硬さを増します。硬さを増して喜ぶのなんかBL漫画の受けちゃんぐらいだろ、と内心悪態をつきつつもみそ汁かけご飯にすることで完食しました。
正直、蒸らし終わって盛り付けるときにしゃもじが刺さらなかった時点で惨劇に気づいていたのです。それでも好奇心と米農家さんの苦労を裏切ることはできずに実食のち完食いたしました。
30分もかからないで炊飯できるのはアドバンテージだよなぁとも考えましたが、フライパンでほぼ同じ時間かつ確実に美味いご飯が炊ける(https://mmdr777dole.hatenablog.com/entry/2019/02/27/201022)のでこれも今ひとつ……
やはり炊飯用に作られた製品はすごい、凡人の浅知恵では及ばないということがわかりました。
全ての家電メーカーさんに尊敬と感謝の念を送ったところで今日のブログを締めさせていただきます。
次回は上手くいくといいな!!!!!!!!